2023年10月5日(木)から10月7日(土)に東京ビッグサイトで開催された「Femtech Tokyo2023」のカンファレンスに、株式会社LIFEM(ライフェム)(以下、「当社」) 代表取締役 菅原誠太郎が登壇しました。


「Femtech Tokyo2023」は、女性のライフステージに合わせた「健康」と「活躍」を支援する企業による展示会と、フェムテック※1の最新情報を学べるカンファレンスで構成されたイベントです。
10月6日(金)に行われた「更年期女性に対して、いま企業ができること」のセッションに、株式会社ポーラ・オルビスホールディングスの星野祐樹氏、森戸志保氏、ポーラ・オルビスグループ健康保険組合の竹中俊明氏と共に当社の菅原が登壇しました。
セッションでは、はじめに菅原が、月経随伴症状や不妊、更年期症状などライフステージごとの女性の健康課題の実態について解説しました。また、生産年齢※2における女性はホルモンの変動による不調が起きやすく、男性よりも多くの健康リスクを抱えています。誰もが働きやすい環境を目指すためには、企業が女性の健康課題に対してより手厚いサポートをしていくことが必要ではないかと伝えました。
次に、ポーラ・オルビスホールディングスの星野氏、森戸氏とポーラ・オルビスグループ健康保険組合の竹中氏から、当社が提供する働く女性の健康課題改善をサポートする法人向けフェムテックサービス『ルナルナ オフィス』を同社へ導入した後の効果や、社員からの声などを紹介いただきました。
星野氏と森戸氏からは「実証導入の結果・効果を数値として表してもらえるのは有難く、社内理解が得られやすかった」「実際にパフォーマンススコアが改善されたことに手応えを感じている」など、導入後に担当者として感じた効果を話していただきました。また、竹中氏からは「そんな制度があるなんて私も入社したいと友人に言われた」という社外からの声の紹介に加え、「もっと利用人数を増やしていきたいが、そのために必要なことは何かを検討している」など課題もあがりました。
最後には、「男性更年期に対する取り組みもあったら嬉しい」など今後の『ルナルナ オフィス』への要望もいただきました。

当日は200名以上の方が参加され、会場聴講者からの質問も多く寄せられるなど、働く女性の健康課題に対する取り組みへの関心度が高まっていることが伺えました。今回のカンファレンスによって、企業がより女性の働きやすい環境づくりを推進するきっかけとなれば嬉しいです。
当社は今後も、『ルナルナ オフィス』の提供を通じて、女性がより自分らしく輝ける職場づくりに貢献していきます。
※1 フェムテック:女性(Female)と技術(Technology)を組合わせた造語。女性が抱える健康課題をテクノロジーの力で解決するもの。
※2 生産年齢:国内の生産活動を中心となって支える15~64歳のこと。